日本人の体温が、50年前に比べて、およそ1度下がっていることをご存知ですか?
理由は、筋肉運動の習慣を持つ人が減ったり、健康を意識するあまり、過度の塩分制限
や水分摂取などさまざま。こうした現代人の生活習慣の変化から、 最近は、男性の中でも
「冷え性」と呼ばれる症状をお持ちの人もいるのだとか。

今回は、私たちの健康と密接に関わる、「体温を上げる方法」をご紹介します。



◆あなたの体温は大丈夫ですか?
◆体温を上げる習慣を身につける



 あなたの体温は大丈夫ですか?

一般に、体温が1度下がると、白血球の働きが3割ほど低下し、免疫力は約30%低下すると言われています。伴って、内蔵の働きが弱るため、1日の消費カロリーはおよそ140キロカロリー減少し、1カ月に換算すると0.6キロ太ることに。肌の新陳代謝も鈍ってしまうため、美容には大敵といえるでしょう。

逆に体温を1度上げると、免疫力は5〜6倍に。理想の体温は、36.5〜37.1度ぐらいとのこと。

体温が低い状態が続くと、ガン細胞が活性化したり、動脈硬化、アレルギー、鬱病などの弊害があるともいわれています。理想体温よりも低い人は、ぜひ体温を上げる習慣を身につけたいものです。


 


 体温を上げる習慣を身につける

人は寒さを感じると、白色脂肪細胞というエネルギーをたくわえる細胞から燃料を受け取り、褐色脂肪細胞でエネルギーを燃やすことによって、熱を生み出し体温を上げています。つまり、この【寒さを感じる→褐色脂肪細胞でエネルギーを燃やす→全身に暖かい血液が流れ、体温が上がる】といったサイクルを起こすことが、体温を上げるポイントの一つとなります。

そして、もう一つのポイントは、エネルギーを燃やす褐色脂肪細胞が密集する肩甲骨の周りに刺激を与えること。肩や首周りに刺激を与え、褐色脂肪細胞を活性化しながら、基礎体温を上げる運動をご紹介します。

 からだをだまして、体温アップ

体温を上げる習慣を身につけるため、エネルギーを燃やす仕組みにスイッチが入るように、からだをだます方法があります。



まず、1)によって、寒さを感じる冷点が多い手を冷やします。体に寒いと認識させることで、脳に体温を上げなければいけないと思いこませ、褐色細胞を活発に働くキッカケを作ります。

そして2)のように腕や首を動かすことで、褐色脂肪細胞に刺激を与え、よりエネルギーを燃やすよう、促します。

エネルギーを燃やすスイッチを入れたら、3)のように手を温め、全身に温かい血を流すことで体温を上げることができます。

 体温を上げる足のツボ 「三陰交」

手軽に体温を上げるツボとして有名なのが、足の内くるぶしにある「三陰交」。寝る前などの空いた時間に試してみてはいかがですか?

三陰交とは、太陰脾経、少陰腎経、厥陰肝経といった3つの経路が交わっているツボのこと。足の内側の内くるぶしから指4本分、上にあります。「3秒押して、3秒離す」を繰り返すことで、効果が得られます。




 



様々なストレスによって生活習慣や食生活が乱れ、低体温になりやすくなっている私たち。

この記事を読んで、ご自身の体温を計ってみてください。36.5度以下の人は要注意。体温を上げるスイッチの入れ方を習慣づけて、健康なからだづくりにお役立て頂ければ幸いです。

 

冷え性、撃退!体温を上げて、健康に